2021年の3月からAxie Infinity(アクシー インフィニティ、以下アクシーと記載)を始めて、早くも6ヶ月が経とうとしています。
この半年を振り返ると、アクシーの成長・変化はものすごいものです。
2021年7月に公開されたCrypto Timesの調査レポートに、そのとんでもなさが、分かりやすくまとめられています。が、たった2ヶ月で状況は大きく変わっており、下記のレポートがすべてではないことに注意です。
最近は、新規参入がものすごく増えたこともあり、検索すれば多くの解説記事・動画・情報商材が出てきますので、ここでは、半年プレイしてみた感想と振り返りを書いていきたいと思います。
注)執筆時(2021/9/1)の状況であり、今後内容が間違いなく変動する可能性があることを十分ご留意ください。
初期アクシー
アクシーを始めるには、初めに3体のアクシーを購入する必要があり、ここが一番のハードルです。
私は、YUUさんの初期3体を代理で選ぶサービス(現在休止中)で選んでもらいました。
特に、今から初めようと検討している方は、必ず有識者にアドバイスをもらうことをお勧めします。
当時購入したアクシーは以下の3体。
PvP(アリーナ)・PvE(アドベンチャー)の両方を兼ねたいと伝えたところ、アクア・ビースト・プラントの王道3体を選んでもらいました。
今でもこの3体はPvPや紹介サイトでよく見かける無難な構成だと思います。
総費用はガス代含めて約0.38ETH、1体当たり0.11~0.12 ETHでした。
当時のレートでおよそ$1,500/ETHでしたので、$570ほどかかった計算になります。
10,000 SLPまでの道
最初の大きな目標が、10,000 SLPの達成でした。
始めてから1ヶ月(2021年3月当時)のSLP獲得履歴を以下のグラフに示します。
1ヶ月で3,000 SLP、平均で100 SLP/日を獲得できる結果となりました。途中、ところどころ減っているのはサボったからですが、大体プレイするのに1.5~2時間くらいかかる印象のため、なかなかまとまった時間を取れないのも原因の1つです。サボらずまじめに取り組んだ場合、グラフから予測するに、3,500~4,000 SLP/月獲得できる計算でした(今はもっと低くなります)。
このペースで続けた結果、わたしの場合、1日1〜1.5時間程度プレイして、1ヶ月で3000 SLP、2.5ヶ月で10,000 SLPという結果でした。
最新状況(2021/9/1付)
とはいえ、↑のグラフは昔の話。今は状況が少し変わりました。大きくは次の2つ。単純に言えば、1日に獲得できるSLPの数が半減しました。
- ゲームバランスがPvPメインに変化
- それに伴い、PvE報酬+デイリー報酬が半減(150SLP/日→75SLP/日)
これらの変更は、JihoがTwitterで述べているように、スマーフィング(自身のプレイレベルよりも低いレベル帯でプレイする「初心者狩り」行為)を防ぎ、誰もが楽しくプレイするためには、必要な措置だったと思います。現に、PvPのゲーム体験ははるかに向上し、5勝するだけの作業から、プレイし勝利する楽しみが生まれています。
また、PvPのランク(MMR)によって、獲得できるSLPが大きく変わりました。諸説ありますが、現状のレートは以下の通り。ランクが高いほど獲得できるSLPが多いため、強いアクシーはもちろんのこと、PvPの戦略が非常に重要になっています。
ランク | 獲得SLP数 |
800~1000 | 1 |
1000~1100 | 3 |
1100~1300 | 6 |
1300~1500 | 9 |
1500~1800 | 12 |
1800~2000 | 15 |
2000~2200 | 18 |
2200~2300 | 21 |
2300~ | 21以上 |
ちなみに、前述した初期アクシー3体の場合、ランクは1300前後くらいになるので、1日に獲得できるSLPは50(PvE)+30(PvPで5勝)+25(Daily)の計105 SLP/日。毎日やらなかったり、PvPで負け続けたり、を考慮すると、2,000~3,000 SLP/月程度になります。もちろん、やる気と強い心があれば、その限りではないです。
今後のイベント
今後の最も大きなイベントとしては、AxieのEsports大会の開催でしょうか。12月までかけて、様々なコミュニティでEsports大会がスケジュールされています。〆切はすでに過ぎてしまいましたが、9/2-12にかけて日本大会も実施される予定です。参加する方は頑張りましょう!!
下記URLのスケジュールに記載のある通り、世界中の誰でも参加できる大会もちらほらあるので、腕試しもかねて、参加してみてもいいかもしれません。詳細不明ですが、11月には、CoinGecko主催の大会も開催されるようです。
他にも、Project X(Ronin DEX)、Project K(Landシステム)、Battle V2などなど、大きなアップデートが後ろには控えています。今後のさらなる成長がとてもとても楽しみです。
ざっくり振り返ってみましたが、ここに書いてある内容がいつまで参考になるかはわかりません。とはいえAxie自体は続けていると思うので、次回は1年経ったころに改めて振り返ってみたいと思います。